静岡の大谷で生まれ育った人間ではない私 (名古屋生まれ) が「大谷の里」を著し、あれこれ書くことは大変おこがましいことでありますが、大谷の地に生まれ育った人たちと長年共に過ごして参りますと、知らない間に大谷の里の土壌に深く根をおろしていたことに気付いたのです。
これまでに、古老や諸先輩方をはじめ同輩達から、大谷で語り継がれてきた伝承を聞いたり、貴重な古文書や資料を見たりして得たことを私一人の知識にとどめず皆様や次代に伝えることが微力ながら私のできうることと思い立ち、浅学非才な身を省みず勉強させて頂くことになりました。
ご協力いただいた関係者の皆さんに深く感謝するとともに、今後ともご指導とご叱生をうけたまわれば誠に幸甚でございます。