「静政会」は、静岡市が政令市に移行した平成17年4月に結成された会派です。
従来、市議会議員の役割は、行政の監視役、地域の代表という感が根強くありました。
しかし、地方分権の時代を迎え、議員はしっかり政策を学び、提言していく時代となりました。
そのような中で、既存政党の枠にも、また地域の枠にもとらわれず、市民の思いを代弁し、それを政策として確実に活かしていくために結成されたのが「静政会」であります。
当時は、「政党が違う議員が集まってやっていけるのか」といったような会派結成を不安視した声も聞かれましたが、次第に「政令市市議会議員のあるべき婆」、すなわち「政策提言集団」の議論が、会派内で少しずつではありますが出てくるようなりました。
そして、市当局に政策提言を行うためには議員の資質を高めることが必要であるということから、「政策立案機能の強化」と「政策提言能力の向上」を目的に、研究会を立ち上げました。
当時は、まだ試行錯誤の状態で、各議員の自己主張がぶっかることもあり、このまま目標に向け進んでいけるのだろうかと不安を抱いたことを覚えております。
これらの反省を踏まえ、翌年の平成18年度には学識経験者の専門的な知見を活用することが必要であると考え、法政大学白鳥助教授(現法政大学教授)と契約を締結し、静岡市基本構想の「目指すまちの姿」である「活発に交流し価値を創り合う自立都市」を実現していくために、11月に「静政会政策提言書」をまとめあげ、市長に提出いたしました。
提言書作成までに5ヶ月の月日を要したわけでありますが、この間、会派を6つのワーキンググループに分け、喧々謂々意見を出し合い、また現地調査も何度も行いました。
そして、本年度(平成20年)は、平成18年度の提言書をさらに充実させるべく、提言内容の進捗状況、市長のマニフェスト等を踏まえた改訂版を作成し、市長に提出したところでございます。
「小嶋善吉静岡市長(左)に政策提言書を手渡す」
これらの3年間の地道な活動から、昨年11月に開催されたマニフェスト大賞では最優秀成果賞(会派・個人)を受賞することができました。我々の会派活動が全国的に認められたことは今後の活動への道筋となり、また、今まで試行錯誤しながらやってきたことが間違いではなかったと、あらためて安堵する次第です。
「最優秀成果賞の賞状を静政会代表として受け取りました」
ここに、これまでの活動を温かく見守ってきていただいた白鳥教授にあらためて感謝の意を表するとともに、今後も「静政会」の活動につきまして、ご指導、ご助言をお願い申し上げ、結びの言葉とさせていただきます。
2008/03
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